院内案内

主な設備、検査機器

MRI

2018年10月導入新型1.5テスラ装置

放射線を使わず磁石の力で体内を写す機器。体内金属や身に着けている物に注意が必要。
MRIでは同じ断層を色々な撮影方法で総合的に診断します(症状により撮影方法を選択)。

⓪スキャン計画画像。通常、緑の線に沿って5mmの厚さの断層画像を20枚撮影。脳の検査では主に①~⑥の撮影方法から選択します。
①萎縮等、主に脳のしわや形を診る撮影方法。

②主に脳梗塞や脳出血や脳腫瘍などの診断をす撮影方法。
③主にくも膜下出血や早期脳梗塞(発症後数時間)の診断をする撮影方法。

④超早期(発症後1時間程度)の脳梗塞でも診断ができる撮影方法。
⑤超微小な出血や過去に出血が起こった痕跡の診断ができる撮影方法。

⑥MRA画像。MRIで血管を写すことをMRAと言い、造影剤なしでも検査可能です。
脳の血管を立体的に写し出し、あらゆる角度からの画像を見て診断できます。

⑦PET-CTと同様の画像が得られる撮影方法。
⑧全脊髄画像。通常は頚だけ、腰だけ等を細かく撮影し、ヘルニアや圧迫骨折等を診断。
⑨下肢血管や胸部~頭部の広範囲の血管画像。

CT

16列マルチスライスCT

X線を使って体内を写す機器。体の周りを一周するだけで16枚の断層の撮影が可能で、どんな検査でも数十秒で終了。症状や状況によりMRIよりCTが有効と思われる時に用います。

①通常の脳の検査で撮る横断面輪切り画像。通常約30秒、最短5秒で全脳の検査が可能。
②①の画像を元に、前から見た断層面をコンピューターで再構成した画像。

③脊椎を横から見て圧迫骨折等を診断。
④肺や内臓を前から立体的に見て診断。
⑤肘関節を立体的に再構成した画像。手術で固定された金具を青く色分けしています。

⑥頭蓋骨を立体的に見て手術跡等を把握。
⑦皮下脂肪を青、内臓脂肪を赤くした腹部画像。
⑧肺機能を失った所を黄色くして、肺気腫の危険度を表現した胸部画像。

単純X線一般撮影(レントゲン)

CRという撮影後でもコンピューターの画像処理で見たい濃度に調整できる装置を使用します。

超音波(エコー)

放射線を使わずに血管や内臓を画像化する機器。主に頚動脈を写し動脈硬化を診断します。

脳波

電極を頭皮に十数個着けて30分から1時間程検査。デジタル脳波計を使用します。

CAVI(キャビィ)

両手足の脈波と血圧を測定し、下肢の慢性閉塞性動脈硬化症、血管年齢等を調べます。

心電図、24時間ホルター心電図

院内での緊急血液、尿検査

2階入院設備、リハビリ設備